夜寝るとき

詩4:8「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます」
夜寝るときに、何の悩みもない人は幸いだと思います。人間関係や仕事、経済的な問題や健康の問題、悩みのない人などいないでしょう。たとえ、すべてが順調であってもやがて死はおとずれます。富も権力もある王が最後に求めるものは、不老不死への執着だそうです。しかし、歴史が示すように死ななかった人は一人もいないのです。人の死亡率は100%です。どんなに人生が裕福であっても、この世の宝が命を長らえてくれたでしょうか?人の齢は120年だと聖書に書かれています。がんばって生きても120才が限界なのです。日本人も「あの世にいったなら」と仮定の話は好きですが、多くの人は死後は何もないと考えています。神を信じるものが永遠を生きるのなら120年はあまりにも短い時間ではないでしょうか?そんな中でも人は悩み、迷い、人生の答えを見出せないでいるのです。もし、夜寝るときにまったき平安があるのなら、その人は主にゆだねる信仰がある人だと思います。ダビデは主だけが平安に住まわせてくださる…と告白しています。夜寝るだけの簡単なことでも、主を信じるものと信じないものの間には大きな違いがあるのです。