よみがえったら

マコ12:25「人が死人の中からよみがえるときには、めとることも、とつぐこともなく、天の御使いたちのようです」
死んだら即天国…というのは、聖書を深く読んでいる人には理解しがたいものだと思います。聖書には第一の復活と第二の死のことが書かれています(黙20章)。千年をキリストともに生きることができる者たちは幸いだとも書かれています(黙20:6)。しかし、文面からするとキリストを信じる全員が千年を生きるわけでもないようです。イエス様の言われた「よみがえり」のときは、千年後の新しい天地の時代のことだと思います。パウロは「天上のからだ」があることを明言しています(1コリ15:40)。地上のからだが肉の思いで支配されるのに対し、天上のからだは肉の思いには支配されません。男も女も欲情にかられて、性的行為をする必要がないのです。それゆえ、めとることも、とつぐこともない…と言われたのだと思います。天のみ使いには、神に逆らう肉体はありません。にも関わらず、ある天使は堕落しサタンになってしまいました。肉の思いはありませんでしたが、高慢になる要素はあったようです。天使にしろ、新しい肉体を持った人間にしろ、神から離れるならそれは「罪」です。天国にいったら、人生すべて主に捧げることができるのです。もう二度と罪には支配されない生活はみ使いたちのようではありませんか?