最後まで守れたら

ヨシュア24:20「もしあなたがたが主を捨てて、外国の神々に仕えるなら、あなたがたをしあわせにして後も、主はもう一度あなたがたにわざわいを下し、あなたがたを滅ぼし尽くす」
「もし」という言葉が付くならば、条件付きの契約であることがわかります。その条件とは外国の神々に仕えるなら…という条件です。果たしてイスラエルの民は、主から与えられた条件を守り通し、主からの祝福を受けたでしょうか?結果は歴史を見れば明らかです。列王記、歴代誌を見るならば、ダビデの時代まではなんとか主から離れず、国の形態を保つことができましたが、ソロモン以降国は分裂するようになり、それと同時に異邦の神はいつもイスラエルの傍らにありました。王によっては自分の子を火にくぐらせたという記録まで残っています。ヨシュアの時代に交わされたこの約束が今でも守られているなら、ユダヤ人の人口や国土の広さは変わっていたことでしょう。ヨシュアはイエスのヘブル語読みの発音です。イエス様のひな形がヨシュア記に描かれていると言われています。ヨシュアの果たした役割は、イスラエルの民を約束の地へ導きいれ、土地を分け与え平安に暮らせるように準備することでした。やがてイエス様も来られ、信仰に応じて約束を果たされます。ヨシュアのように民を励まし、導くことができるのはイエス様しかいません。他の神に走らず、いつまでも信仰を守るなら、ヨシュアの時代の約束は果たされると信じます。