その日

イザ25:9「その日、人は言う。『見よ。この方こそ、私たちが救いを待ち望んだ私たちの神。この方こそ、私たちが待ち望んだ主。その御救いを楽しみ喜ぼう』」
もう「その日」という必要はありません。いま、私たちはイエス様に向かって私たちの神、救い主だと声を出して言えるでしょう。6節には「あぶらの多い肉の宴会」とあります。あぶらは燃やして主に捧げなければなりませんでした(出9:13)。あぶらには2種類の意味があると思います。1つは「油」で聖霊のことです。あぶら注がれる者は祝福をうけ、力を得ました。もう1つは、「脂」で肉を太らせる養分という意味です。肉の脂は落として食べなさいと主は忠告しています。おいしく、体を太らせる脂は肉の象徴です。その誘惑を断ち切らないと人は太り、動脈硬化などの深刻な成人病へと発展していきます。しかし、私たちに救いがもたらされたときに、もはや脂を落とす必要はありません。脂と一緒におおいに肉を食べて宴会を楽しみましょう。もう肉の欲に左右される必要はないのです。今はもう少しの間、肉の脂に警戒しながら生活する必要があります。それは新しい肉体が与えられ、朽ちることのない体になったときまでの間です。まもなくイエス様は帰ってこられます。それまでに肉の脂を落として、誘惑に負けないように生活しなければなりません。救いはすでに完成しています。あとは信仰を保ち、主との関係を堅固にするだけです。