ほかに神はいない

イザヤ45:5「わたしが主である。ほかにはいない。わたしのほかに神はいない。あなたはわたしを知らないが、わたしはあなたに力を帯びさせる」
神はいつでも神でおられ、ひとりひとりの人生を知っておられ、設計されているお方です。キリスト教の国々では生まれてから死ぬまで、節目には教会の行事が関与しています。仏教国と言われている日本では、赤ちゃんを神社で清めてもらい、七五三があり、結婚するときにはキリスト教で、葬式は仏教スタイルというのが多いようです。どこが仏教国だかわかりませんが、一つの宗教、ひとりの神を信仰しているわけではないことがよくわかります。普段の生活で、経典を読んだり、拝んだりすることはあまり見かけません。同じ日本人として理解できるのは、形式が重要で中身が伴っていなくても気にしないということです。自分も同じ環境にいましたし、高校卒業するまで神の存在など知るよしもなかったのです。日本の宣教は難しいとよく言われますが、何も信じることなく生きてきて、現実だけが世界のすべてだと思っている人たちに、唯一の神を知らせることは至難の業です。目に見えないけれども存在する、しかも人格を兼ね備え、不思議な業をもって人の人生に介入し治める神がいることなど、青天のへきれきでしかないのです。それでも聖書は「わたしが主である」と訴えかけます。まぎれもない事実だからです。