聖霊に逆らうなら

イザ63:10「しかし、彼らは逆らい、主の聖なる御霊を痛ませたので、主は彼らの敵となり、みずから彼らと戦われた」
エス様は聖霊に従うように何度も言われました。「人はどんな罪も冒涜も赦していただけます。しかし、聖霊に逆らう冒涜は赦されません(マタ12:31)」…とあるように、もっとも大切なことは聖霊に従うことです。父と子は認めても、聖霊は名ばかりではっきりとその存在を認めないクリスチャンもいます。口では「父、子、聖霊の名によって」とはいうものの、はたして聖霊がどのようなお方で、現実にわたしたちの生活を支配していることまで理解する人は少ないのです。しかし、ひとたび聖霊を痛ませるような行いがあるなら、主はわたしたちの敵となり、敵としてわたしたちと戦われ、聖霊の導きに従えるように打たれます。イスラエルもまた同じ道を歩んできました。聖書を読んでいて「イスラエルの民は本当にバカだなあ」と思うかもしませんが、これはすべてクリスチャンを目的として書かれているのです。わたしたちの生活の中でも、聖霊を痛ませるようなことが起こりえます。それは自我が聖霊に逆らい、どうしても思い通りにしたいという欲求が聖霊の思いに勝ってしまうからです。もし、そんなことが起きたら、その時から主はあなたの敵になることを覚えておいたほうが良いでしょう。御霊に逆らうことは最も重い罪なのです。