真理の証言

1ヨハ5:6「このイエス・キリストは、水と血とによって来られた方です。ただ水によってだけでなく、水と血とによって来られたのです。そして、あかしをする方は御霊です。御霊は真理だからです」
エス様のわき腹から水と血が出るのを証言しているのはヨハネ本人です(ヨハ19:34)。それは心臓が破裂したために起きたことで、医学的にはイエス様の死因はショック死だとする学者が多くいます。水と血はイエス様の肉体から出たもので、人の肉を象徴していると思います。水はペテロが「地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって(2ペテ3:5)」というように、地を指しているのではないでしょうか?地上に人として来られ、肉体を持っていた…ということを、聖霊が証ししてくださるのです。この箇所の解釈は何百とあり、なかなか一つにまとまらないのですが、イエス様が確かに神の子として地上に来られた方だということを証言するのがほかならぬ聖霊であるなら、12使徒の誰よりも確かな証しです。そして、ヨハネは御霊が真理であると断言しています。人がどんなにイエス様は神の子で確かに地上に来られたと言ったとしても、信じられないかもしれません。人は嘘を言うからです。父でもなく子でもなく、第3番目の神格である聖霊が偽りのない証言をしているのです。ヨハネが信じられなくても、聖霊は信じれるでしょう。