ディアボロス

黙20:10「そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける」
悪魔はギリシャ語で「ディアボロス」となっており、英語では「devil」の訳されています。荒野でイエス様を誘惑したのは「ディアボロス」です。これはサタンとデビルが同時に書かれた結果、両方とも悪魔と訳していた関係上、新改訳の下の注解にわざわざ「ディアボロス」と書いたものだと思われます。ディアボロスの言葉自体はは聖書に37回出てきます。地上では死ぬことが終わりのように考える人も多いようですが、死んだのちも霊は生き続けます。そして、悪魔も最後には滅ぼされ存在がなくなるのではなく、永遠に苦しみを受ける、と書かれています。神は一度与えたいのちに対してすべての責任を負われます。それゆえ、すべての人はその行いによってさばかれるのです。人生のある時期に、ハッと気づいて神を知るなどということはあり得ません。福音はクリスチャンの手にゆだねられているからです。クリスチャンが神とともに歩み、神の栄光を受け輝くとき、人はその姿を見て神の存在を知るのです。この方法でなければ人が神を知ることはあり得ません。そもそも神が人を造ったわけは、人を通してご自分の栄光を表わすためです。クリスチャンがもっと輝き続けるとき、火と硫黄の池に投げ込まれる人は少なくなるのだと思います。