最後はハレルヤ

詩150:6「息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ」
ハレルヤではじまりハレルヤで終わる詩はこれだけです。「幸いなことよ、悪者のはかりごとに歩まず(1:1)」から始まった詩篇は「ハレルヤ」で終わります。壮大で長く、ひとつひとつにが主への賛美であり、ときには祈り、訴え、助けを乞い、まるで人生の縮図を見ているようです。詩篇の最後は「ハレルヤ」つまり主をほめたたえよ、という言葉で締めくくられています。しかもすべての人ではなく、息あるものすべて…すなわち、動物から魚、植物に至るまで被創造物すべてを指しているのです。造られたものはすべて主の栄光を表すものです。多くの科学者は宇宙には生命が存在し、人に似た宇宙人がいると考えています。しかし、もしすべての星が地球にいる人のためだけに造られたものだとするとどうでしょう?現代科学ではありえない、と一蹴されてしまうかも知れません。太陽からの地球の距離はあと少しでも太陽側にあっても、太陽から離れる位置にあっても、今地上にいる生命は生きられないだろうと言われています。そんな微妙な位置に地球がたまたまあったのでしょうか?誰かが意図して地球を配置したと考えたほうが自然です。そこには明らかに「意思」があります。そして息あるものはすべて主によって造られたと信じるほうが、進化論をむりやり現実にあわせるより簡単なのです。信仰によって主をほめたたえましょう。