ロマ4：25「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです」
「義」とは、主の歩まれる道、あるいは主が考える思いと人の思いが一致した、という意味です。人は神に関する情報なしに、神を信じることはできません。神がどういうお方でなのかを知る必要があります。神がどういうお方かは、神の語る言葉、すなわち聖書にすべて書かれています。神の語る言葉がいかなるものであっても、本当のことだと受け入れることが信じることなのです。アブラハムは神の語られた「あなたの子孫は星の数のようになる」と言われた言葉を信じました（創15：6）。アブラハムはまだ見ぬ子供たちを覚え、さらに何世紀にもわたる自分の子孫たちが生まれることを確信したのです。この原則は創世記の時代から変わらない不変の真理です。時代は移り、地上にはメシヤ、すなわちイエス様が来られました。イエス様は滅ぶべき人間をあわれみ、ご自分の命を捨てて、購いを完成させ、死を打ち破り、罪から人を解放したのです。しかし、この行為は事実であっても、すべての人が罪から解放されたわけではありません。わたしたちが救われるには、イエス様が十字架にかかって死なれ、３日目によみがえったことを信じる必要があります。神はその言葉通りに、十字架にかかりました。後は人が信じるだけです。
