ゴグの正体

エゼ38:18「ゴグがイスラエルの地を攻めるその日、――神である主の御告げ――わたしは怒りを燃え上がらせる」
千年王国が終わるとサタンが四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために招集する(黙20:8)…と黙示録には書かれています。ゴグ、マゴグに関してはいろいろな憶測があり、諸説に分かれています。基本的には新約と旧約との間に書かれている内容が異なる場合、新約を優先させるのが一般的です。そういう意味においては、ゴグは北方にある一つの民族や国ではなく、全世界にいるある統一された意思を持つ集団だと考えてもよさそうです。それでも、ゴグがロシアやその周辺の国々であることを唱える人は多くいます。1991年のロシア崩壊で多くの民族と国がロシアから独立したにもかかわらず、いまだに世界最大の面積を誇る領土と資源を持っています。面白いことに千年王国の間も、諸国には惑わされる人々が残っていることが書かれています。なにか千年王国だけは独立して存在し、そこには主と主に購われた人々が第1の死からよみがえらされ、主と共に千年を過ごすイメージですが、その周りにはそうではない人々が住んでいるのでしょうか?それとも千年王国に住む人々の中で、サタンの誘惑に会い惑わされて戦争を引き起こすのでしょうか?クリスチャンは世界のニュースに注目すべきだと思います。