時がある

伝道3:1「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある」
「時」が空間と関係していることを発見したのはアインシュタインです。それまでは、時間はすべての人に共通で不変なものと考えられてきました。しかし、自分の過ごしている時間と地球の裏側の人たちが過ごしている時間は違っているのです。もっと正確に言うなら、自分の時間と隣にいる人の時間も違っています。時間は重力の影響を受け、時間が速くなると空間に影響を及ぼします。「時」と私たちの周りの世界は連動して動いているのです。それぞれの人生に「時」が定まっているように、主は人類に対しても「時」を定めておられます。イエス様を地上に来られたとき我々はいませんでしたが、主のご計画の通りにイエス様はお生まれになりました。イエス様の人生は何百年も前に預言として語られた言葉通りに歩まれ、何一つ預言から欠けたものはありませんでした。そして、神の決められた「時」に従って、十字架に架かりよみがえられたのです。聖書にはまだ成就されていない預言があります。それは終末に関しての預言です。神のご計画はイエス様がよみがえられたことで完結したわけではありません。人を完全な姿に完成させ、神が支配する国で永遠に神を礼拝することが残っています。そのときはすぐかも知れませんし、もう少し時間がかかるかも知れません。すべては「時」をつかさどる主の御心のままに行なわれます。