ギブアの日

ホセ9:9「彼らはギブアの日のように、真底まで堕落した。主は彼らの不義を覚え、その罪を罰する」
ギブアの日というのは、士師記19章に書かれているあの忌まわしい出来事のことです。非常に乱れた街を指す場合、ソドムかギブアの名前が挙がるほど腐敗した街でした。ギブアの人々は若い祭司を犯そうとしたばかりでなく、そのそばめを一晩中たらい回しにして殺してしまったのです(士19:19)。この事件がきっかけでギブアに住んでいたベニヤミン族は存続を危うくされてしまいます。この後、イスラエルの国民は絶対的なリーダー「王」を求め、初代王にはベニヤミン族出身のサウルが選ばれました。しかし、王が神を求めなければ国が傾くのは必然で、ソロモンの死後国は二分し、イスラエルは堕落していくのです。その様子があたかもギブアの日のようだ、と預言されています。ソドム、ゴモラの時代も、ギブアの時代も終末を予兆しています。終わりの時代には必ず世界はソドム、ゴモラやギブアのようになっていきます。最も顕著に表われるのは同性愛だと思います。21世紀に入り世界は同性愛者たちに権利を与え、結婚を認めたり、配偶者の財産分与が可能になったりと、市民権を得ています。彼らはおおやけに自分をさらけ出し、同性愛であることがいかに主に嫌われていることかをまるで理解していません。これからさらに同性愛が増え、サタンが活発になる時期が近づいています。