自分の神こそが

ミカ4:5「まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む。しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、主の御名によって歩もう」
世の終わりまでサタンの働きが続くとするなら、サタンは神の名を語り、自分こそが崇められるべき存在だと主張するでしょう。つまり、いろいろな国の神々が最後までなくなることはないということです。最後までとは黙示録に書かれている最後のさばきのときまでです(黙20:7-10)。キリストの治める1000年王国の時代の後には、サタンはもう一度解き放たれることが書かれています(黙20:7)。そして、ゴグ、マゴグをだまし、海辺の砂のような軍隊が都を取り囲むとあります(黙20:8)。神を最後まで信じた人は、神の栄光と共に永遠のいのちを与えられます。誰もが自分の信じる神こそ本物だと言い張るでしょう。サタンが誘惑した人たちは必ず偶像を拝むようになります。偶像があるかどうかは、本物を見分ける大切なポイントだと思います。キリスト教の中にも、キリストの像を作りそれに向かって拝むような教会もあります。また、マリヤ像を同じように偶像化し、神と同等の位を与え、拝む宗派もあります。カトリックすべてが偶像崇拝だとは決め付けられませんが、教会と呼ばれる集団の中にもサタンの巧みなわなが張られていることがわかります。偶像、人、ものに頼るのでなく、まことの神に拠り頼むには聖霊の助けが必要なのです。