大きな光るもの

創1:16「神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた」
太陽が先にあって、地球が作られたわけではありません。水星、金星、火星、木星土星も、すでに形あるものが太陽の引力に引き込まれたとされています。聖書の記述をそのまま受け入れるなら、地球の軌道に月が入ってきたのと、地球が太陽の惑星になった時期は同じ頃だと取れます。最近では、暗やみにも質量があり、重力が働いていることから、目には見えないけれども「ダークマター暗黒物質)」が存在しているのではないかと研究が進んでいます。もし発見されるなら、やみはもう単なる黒い部分という感覚ではなく、はっきりと実体を持つ物質だと考えられるようになると思います。とにかく、光にしろやみにしろ、主が支配している世界には変わりなく、聖書が事実を述べていることを裏づける証拠が次々と発見されています。「星を造られた」と短い文で、聖書に記述されていますが、空に星を輝かせるために、とんでもないスケールで銀河や星雲を造り、配置した主のデザインの感覚には驚かされます。それがすべて人のためだと思うなら、主は人のために全身全霊を注いでこの世界を造られたのがわかります。宇宙にいたってはいまだに膨張し、その果ては無限大に広がっています。それが「愛」から始まっていることを知るとき、神の愛の深さに感嘆せざるを得ません。