洪水の降水量

創7:19「水は、いよいよ地の上に増し加わり、天の下にあるどの高い山々も、すべておおわれた」
世界一高い山はエベレスト(チョモランマ)ですが、標高8850メートルを誇り、他のどの山もエベレストを越えるものはありません。ノアの洪水では40日40夜雨が降り続いたため、エベレストさえも覆い尽くしました。ご丁寧に水はその上をさらに15キュビト増した(20)とあります。1キュビト44センチとして6.6メートル上回ったことになります。仮にエベレストの頂上にネフィリムが逃げたとしても、6.6メートルは彼らの身長をはるかに上回っているので生き残ることはできなかったでしょう。エベレストの標高に関しては測定方法や積雪の高さを除くなどの意見が分かれていますが、約8850メートルとし、15キュビトを加えた8856.5メートルが最終的に水が達した高さです。これを40日40夜(時間に直すと960時間)で割ると、約9.22メートルという数字が出てきます。1時間に9000ミリの雨など、かつてのどんな気象予報でも目にしたことがありません。日本の1時間の降雨水量記録は、1999年千葉で153ミリだそうです。世界的にも300ミリ前後が最高記録で、ノアの9000ミリがいかにケタはずれの数字かがわかります。どんなに背が高い人でも3時間で頭の上まで水が浸かってしまうのです。主のさばきがいかに恐ろしく、容赦のないものかがわかる事実です。