ともしびを整える

レビ24:3「アロンは会見の天幕の中、あかしの箱の垂れ幕の外側で、夕方から朝まで主の前に絶えず、そのともしびを整えておかなければならない。これは、あなたがたが代々守るべき永遠のおきてである」
ともしびはオリーブ油によって保たれていました(2)。垂れ幕の中は明かりがなければ真っ暗で、ともしびは必須のアイテムになっています。光がなければパンの机にぶつかったり、転んだりと大変なことになってしまいます。光があればどこに進み、どうやって作業をすればいいかがわかります。現代では電気のおかげで夜も昼間のように歩くことができ迷うことはありませんが、もし明かりがなくなってしまったらどうでしょう?月の明かりは意外に明るく、歩くぐらいはできるかもしれませんが、それ以外のことをするには不十分です。聖書では主に出会う場所は真っ暗でともしびがないと入ることもできないと説明されているのです。しかし、主と謁見するときは、主の栄光の輝きでまともに目を開けることさえできません。ただケルビムの翼の間から主の語られることを聞いたのです(民7:89)。現代ではクリスチャンが祭司として召され(ヘブ13:11)、クリスチャンがともしびとして輝き、暗やみの中で迷うことなく正しい道を歩むようにされました。主の前で絶えず、光をともしび消えることがないように願います。