苦い水で試される

民5:20「または人にねたみの心が起こって、自分の妻をねたむ場合には、その妻を主の前に立たせる。そして祭司は女にこのおしえをすべて適用する」
世の男性はこの箇所を読み、男には有利な律法だと考えるでしょうか?女あるいは妻は教会の比喩だと考えると男性もしっかりとこの箇所の律法を読み、主が何を語ろうとしているのかを悟るべきです。他の男と寝るというのは(13)、偶像崇拝やその他のことで心が主から離れている状態のことを指します。女が隠し事をしているかどうかは、のろいをもたらす苦い水で試されます(18)。その結果として「ももをやせ衰えさせ、あなたの腹をふくれさせ(21)」…という症状が現れたなら、女は姦淫を犯しています。苦い水は試練の例えです。姦淫を犯している女はちょうど飢餓状態にある人のように、お腹がぷっくりと膨らみ、そのほかの部分はやせ細っていきます。教会が間違った方向に進み、主ではないものに気を取られているなら、お腹だけが膨らんでいきます。しかし、体力はなく、福音を運ぶ足も細り、荷を担ぐ肩や腕も弱々しくなってしまいます。全身に栄養が行き渡らないからです。体として機能しないのは何か罪が隠れているからだと判断すべきでしょう。信仰はかならず試されます。自分で乗り越えられると過信しないで主にいつも拠り頼む者こそが用いられるのです。