7番目の月

民29:1「第七月には、その月の一日にあなたがたは聖なる会合を開かなければならない。あなたがたはどんな労役の仕事もしてはならない。これをあなたがたにとってラッパが吹き鳴らされる日としなければならない」
7月は忙しい月です。1日にはラッパを吹き鳴らす会合があり、10日には身を戒める会合があり(7)、15日から1週間は聖なる会合が続けられ(12)、8日目にはきよめの集会を開いて(35)7月の一連の主の命じた会合は終わります。現代ではこれらが祭りとして祝われており、最初がラッパの祭り、10日が大贖罪日、15日からは仮庵の祭りの1週間が始まります。もちろん現代では動物を殺して捧げるようなことはしていませんが、仮庵の祭りでは、それぞれの家で簡易な小屋や家を建ててそこで1週間過ごすユダヤ人もいるそうです。仮庵はこの世で過ごす肉体のことの象徴で、仮庵ではちょっと不自由な生活を体験することができます。完全な肉体は来るべきときに人に与えられ、それは疲れることも朽ちることもないものです(1コリ15:42)。とにかく1月から始まり7番目の月は主の周期どおりに特別な意味のあるものなのです。