一緒に戦う

民32:33「そこでモーセは、ガド族と、ルベン族と、ヨセフの子マナセの半部族とに、エモリ人の王シホンの王国と、バシャンの王オグの王国、すなわちその町々のある国と、周辺の地の町々のある領土とを与えた」
2部族半はヨルダン川をはさんで西側に自分たちの土地を得ることができました。マナセは半分ずつ東西に分かれ、そのためにマナセは半部族と呼ばれるようになったのです。彼らは家畜を多く持っていたので、アタロテ、ディボンの地などの約束の地に入る前に見た草原の広がる土地を欲しました(3)。そのため神の怒りは燃え上がり(10)、罪の上塗りをしてしまう結果になってしまいます。しかし、彼らが兵士を出し、自分たちがもらうことのない約束の土地を他の9部族と一緒に戦うなら、責任は解除されるとモーセは話しました(22)。自分たちはここまででいいから関係ない…と無感心を装うなら、そのまま12部族は解体してしまうでしょう。クリスチャンといえどもガド族やルベン族と同じ立場にあると思います。無関心は愛と対極にあると言われています。自分さえよければ他は知らない、という態度は主の怒りを引きおこすだけなのではないでしょうか?