足を油の中に浸す

申33:24「アシェルについて言った。「アシェルは子らの中で、最も祝福されている。その兄弟たちに愛され、その足を、油の中に浸すようになれ」
2009年のニュースによると、イスラエルが自国内に巨大油田を発見したそうです。原油5000万バレルで大油田と定義されており、今回の発見は30億バレルと桁違いの埋蔵量だと報じられています。日本とイスラエルの関係も良好なため、ひょっとしたら近い将来イスラエルからのタンカーが日本にやって来るかもしれません。しかし、油田を発見した場所がちょうどイスラエルパレスチナ(レバノン)の国境にまたがっているために、利権争いという新たな火種が生まれそうです。とにかく、今までアラブ人(イシュマエルの子孫)の住む場所に油田が見つかり、主がイシュマエルに約束した祝福が果たされているようでした(創21:18)。今回の油田発見とアシェルに対するモーセの祝福とが結びつくのかどうかはわかりませんが、「その足を油の中に浸すようになれ」という一文は気になるところです。しかも発見された場所がガリラヤ湖の北西で、旧約時代に割り当てられたアシェルの土地となると、もはや偶然では済まされない事態です。4000年前に書かれた聖書の内容が現在も信じる人に影響を及ぼし、神のご計画が着実に世界の終わりに向かっていることを信じる者たちに知らせようとしておられるのです。