すべての国民が

詩67:5「神よ。国々の民があなたをほめたたえ、国々の民がこぞってあなたをほめたたえますように」
世界の宗教の人口分布は1位キリスト教で約22億人(世界人口の31%)、2位イスラム教16億人(23%)、3位は無宗教となり11億人でその内の7億人は中国に住んでいる人たちです(2012年ロイター通信)。これはワシントンにあるピュー研究所という世界規模のリサーチ会社の発表によるもので、それによると日本の無宗教の数は7200万人で、仏教国日本のイメージはもはや過去のものだという結果になっています。それでも中国のクリスチャン人口は全人口の8%にあたる約1億人だとブリタニカ国際年鑑の調査にはあります。日本の無神論の人の数より、中国のクリスチャンの数のほうが多いのです。この歌にあるように、世界中の人々がそろって主をほめたたえるようになるには、さらに世界の3分の2の人々に福音を述べ伝える必要があります。聖書が伝えるように、選ばれる人と選ばれない人がいるのなら世界の終わりまで神を信じない人はいるのかも知れません。しかし「御子を信じる者がひとりとして滅びることなく(ヨハ3:16)」が神の御心だとするなら、すべての人に可能性はあると思います。