世界のユダヤ人たち

イザ11:11「その日、主は再び御手を伸ばし、ご自分の民の残りを買い取られる。残っている者をアッシリヤ、エジプト、パテロス、クシュ、エラム、シヌアル、ハマテ、海の島々から買い取られる」
「こんなところに日本人」というテレビ番組がありますが、世界中のいたるところに日本人が住んでいて驚かされます。同様にユダヤ人も世界中に住んでいます。イスラエルに約600万人、それとほぼ同数がアメリカに住んでいます。次いでフランス、カナダ、イギリスと続きますが、2番目以降の国々には50万人以下と少なくなり、いかにアメリカに多くのユダヤ人が住んでいるかがわかります。おもしろいことにドイツには10万人を超えるユダヤ人がおり、ランキング6位と上位を占めています。1920年代ころから始まったシオニズム運動によって、多くのユダヤ人はイスラエルに帰還したはずですが、政治情勢の悪化や絶え間ない戦争のため逃げ出す人も多く、世界各国でユダヤ人がいることがわかっています。1948年のイスラエル再建国のときには世界が仰天しましたが、60年後の2008年には世界40カ国以上の国々にユダヤ人が離散している状態です。イザヤの言う残りの民を買い取られるのは1948年のことではなかったのでしょうか?「その日」がエッサイの根が栄光に輝くときであるなら、おそらく終末のことを指しているのだと思います。戦争が続き、イスラエルからユダヤ人が再び離散したのにも主のご計画が働いているのかもしれません。