主が来られるまで

詩96:13「確かに、主は来られる。確かに、地をさばくために来られる。主は、義をもって世界をさばき、その真実をもって国々の民をさばかれる」
まだイエス様も来られていない時代に、主が来られさばきを行なうことが語られています。確かにいつの時代も神を信じる者たちが祝福を受け、裕福であるという証拠はありません。イエス様は「義のために迫害されている者は幸い(マタ5:11)」だと言い、パウロはテモテに対して「キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます(2テモ3:12)」と忠告しています。そう考えてみると、主が来られるまでに戦争や紛争がなくなっていることはないのでしょう。サタンは最後まであらがい、抵抗し続けるのだと思います。悪魔が途中であきらめるということはないのです。最後のさばきが終わるときまで、人は誘惑を受け神から引き離そうとする力に立ち向かっていかなければなりません。主に近づけば近づくほど、サタンの攻撃は激しくなり、多くの誘惑を受けたり迫害されたりするのです。「主に歌え。御名をほめたたえよ。日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ(2)」とあるように、御名をほめたたえることはサタンの誘惑の真逆のことで最も嫌なことだと思います。