偶像に気をつける

詩115:8「これを造る者も、これに信頼する者もみな、これと同じである」
パウロアテネの人たちに彼らの拝んでいる「知られない神」の祭壇について「すべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません(使17:24)」と言い、さらに「何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません(使17:25)」と言っています。この115編にも同じような内容が書かれており、人の作った偶像など何の意味もないことが説明されています。また偶像に信頼する者も「これと同じ」すなわち、何の影響も人に与えるものではありません。それでも世界には多くの偶像があり、キリスト教会の中にさえイエス様やマリヤの像があるのが現状です。それはサタンが誘惑し、間違った神を拝むように仕向けているからです。人が何かに頼り、すがりたくなるのはわかりますが、その弱点に付け込んで目に見える何かを探させようとするのがサタンの策略です。十字架のペンダントやキーホルダーなど、一見よさそうに見えるものでも十分に気をつけなければならないと思います。