分別と知識

詩119:66「よい分別と知識を私に教えてください。私はあなたの仰せを信じていますから」
119編65節から8節ずつ「tテット」「jヨッド」「k(x)カフ」「lラメド」「mメム」の頭文字で始まる歌が続いています。この節の「教えてください」と71節の「学びました」は同じヘブル語「lamad(ラマード)」が使われており、この65節から72節までのキーワードになっています。律法を守る側としては、直面する場面場面で適切な態度やことばを取りたいものです。ただ自分には神との約束があるからといって、他人に対して冷たい態度やつれなくするのもいかがなものか…と思います。それではイエス様の言われた最も重要な律法の一つ「隣人を自分のように愛しなさい(マタ22:39)」に反してしまいます。聖書をどんなに学んだとしても、態度やことばに問題があるなら神の栄光を現せません。神のことばを守れる人は聖霊の与えてくださる分別と知恵があるのではないでしょうか?愛することは相手を思いやり、大切に考えるようになることです。たとえ高ぶる者が、嘘で自分を落とし入れようとしても(69)慌てず、騒がず分別のある行いができればと思います。