彼らのした事といえば

1サム8:8「わたしが彼らをエジプトから連れ上った日から今日に至るまで、彼らのした事といえば、わたしを捨てて、ほかの神々に仕えたことだった。そのように彼らは、あなたにもしているのだ」
まあ、我々も主にこう言われないことを祈るばかりです。自分は神に信頼して仕えているつもりでも、当の神の評価がこのようならどうしようもありません。エジプトを出てから今日に至るまで、どれだけの奇跡が起きたことでしょう。その一つ一つを見てもイスラエルの民は他の神のほうが良く見えたのでしょうか?それともことあるたびに主にお願いだけしていればいい、と思っていたのでしょうか?サムエルはもう年寄りでだめだ…その息子はもっとだめだ…そうだ王を立ててもらおう…というのはあまりにも短絡的な思いつきです。いったい、神も王もイスラエルの民にとってどれだけ重要視されていたかはなはだ疑問です。目に見えないという弊害はこれほどまでに人の心の目を閉ざしてしまうものかと思ってしまいます。これは決して笑い話ではなく、現代のクリスチャンへの警告だと受け止めるべきでしょう。私たちもひょっとしたらイスラエルの民と同じことをしてしまっているのかも知れません。「おまえのやったことは、他の神につかえたことだ」とさばきのときに言われることだけは避けたいものです。