主に仕えている

2歴13:11「彼らは朝ごとに夕ごとに全焼のいけにえを主にささげ、かおりの高い香をたき、並べ供えたパンを純金の机の上に整え、金の燭台とその上のともしび皿には、夕ごとに火をともしている。私たちは、私たちの神、主の戒めを守っている。それに反し、あなたがたはこの方を捨て去った」
主に仕えていることを説明するのには長い修飾ことばが必要です。全焼のいけにえだけが、主に仕えていることではなく、複合的な手順がありました。いけにえ以外に香をたくこと、パンとともしびも大切な要素です。いけにえは賛美のことであり(ヘブ13:15)、香りは祈りです(詩141:2)、パンはみことばであり、ともしびは聖霊のことです。これらの手順のうちどれでも欠けてしまうなら主に仕えるとはいえません。それに加えて、主の戒めを守ることも重要です。手順を毎日怠らないとしても、毎日の積み重ねの中でマンネリ化して、何の喜びも感動も無くなってしまうことがあります。それでも、賛美し、祈り、みことばを読み聖霊に満たされる生活はクリスチャンの時代でも必要だと思います。それが、敵と 向かい合ったときに有効に利いてきます。「わたしたちは主に仕える者だ」と相手に宣言するとき、いかに今まで心から主を思い主のために働こうとしていたかが試されます。いさというときに一生懸命祈っても、主は心を見られます。苦しみが過ぎたなら、祈らなくなったり、みことばから離れてしまうのでは主に仕えているとは言えないでしょう。