7番目のラッパ

1テサ4:16「主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり」
黙示録によれば終わりの時代にラッパは7回鳴らされます(黙8:2)。おそらく7番目のラッパがパウロが考える「ラッパの響き」に相当すると思われます(黙11:5)。また、同じように「ラッパ」が登場することで1コリントも引用されることが多いようですが、コリントでは空中に引き上げることには触れていません(1コリ15:42)。しかし、パウロがコリントの中で使われた「奥義(1コリ15:51)」と黙示録の7番目のラッパのときの「神の奥義(黙10:7)」、ギリシャ語で「misterion(ミステリオン)」が同じことだとすると、やはり7番目のラッパのときが有力になってきます。黙示録では7番目のラッパの後に、男の子を産んだ女(教会)が、荒野に逃げ1260日神に養われることが書かれています(黙12:6)。イエス様が地上を造ったのはここで、 人と一緒に過ごすためです。そのために千年王国が最後に用意され、神の計画された7日間(7000年)が安息のうちに終わるのです。携挙を「レフトビハイド」のように差別、あるいは区別だと考えている人も多いようですが、すべては神のみ心のままに進んでいきます。