神は光

1ヨハ1:5「神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない。これが、私たちがキリストから聞いて、あなたがたに伝える知らせです」
福音書では「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった(ヨハ1:1)」と書き始め、この手紙でも「初めからあったもの…すなわちいのちのことばについて(1)」という書き出しになっています。ヨハネは特に「logos(ロゴス)」を多用し、それが神の本質であることを知らせようとしているのだと思います。また「神は光」だともいい、さらに「神は愛(4:8)」とも言っています。しかしすべては「光よあれ(創1:3)」から始まり、神のことばによって世界は造られたのです。手紙の中で「ことば(1)」「光(5)」「愛(4:8)」が神の本質だと説明しています。その中で「神は光」はイエス様ご自身から直接聞いた話です。そして、光の中を歩むように勧めています(7)。光は目にまぶしいものを指しているのではなく 、主の教えに従い行なうときに主の栄光が輝くことが光の中を歩むことだと思います。時にはつらく厳しい判断を迫られるかも知れませんが、人が主の御心と同じ判断ができるならその人は光の中を歩んでいるのです。