彼らの地に植える

アモス9:15「わたしは彼らを彼らの地に植える。彼らは、わたしが彼らに与えたその土地から、もう、引き抜かれることはない」とあなたの神、主は、仰せられる」
ユダヤ人が自分たちの土地に帰ってきたのは1948年5月14日のイスラエル独立宣言からだとされています。それから約70年、確かにイスラエルパレスチナとの戦争に負けずこれまでの国を維持しています。しかし、ユダヤ人がエルサレムの土地に帰ってくるには多くの迫害があったのも事実です。特にドイツの迫害は有名で、その迫害に反抗しオスカー・シンドラーユダヤ人の救世主となりました。また、多くのユダヤ人がドイツから逃げ出し、ロシアに保護を求めますがロシアはこれを拒否します。逃げ場のなくなったユダヤ人たちは当時ドイツと同盟関係にあった日本の領土満州へ逃げます。樋口季一郎らの助けにより、最大で2万人(現在は数千人とされている)のユダヤ人を救出しました。これら のユダヤ人救出が行なわれなければ、イスラエルに帰ることのできたユダヤ人はもっと減っていたでしょう。その後ユダヤ人はユダヤ人しか載せることのない「ゴールデンブック」に樋口ら2名の名を記したと言われています。杉原千畝(ちうね)など日本人がユダヤの建国に関わっていたのは興味深いことです。