平和は次のようにして来る

ミカ5:5「平和は次のようにして来る。アッシリヤが私たちの国に来て、私たちの宮殿を踏みにじるとき、私たちはこれに対して七人の牧者と八人の指導者を立てる」
この預言にイエス様のことが預言されているのは有名ですが(2)、さらに進んで平和の来るときの様子も書かれています。「八人の指導者」の「指導者」はヘブライ語で「neciyk(ナシーク)」で「油注がれた者」という意味があります。アッシリアというのは、終わりの時代に現れるユダヤ人に対して敵対する巨大な国の象徴です。アッシリアが攻撃の対象とするのは「彼の兄弟のほかの者はイスラエルの子らのもとに帰るようになる(3)」と書かれている、イスラエルに集まった残りの兄弟の者たちです。実際にイスラエルの10支族であろうと思われる人々のイスラエルへの帰国が始まっています(2010年ごろからスタート)。彼らの中には古くから祖先の言い伝えを信じ、自分たちの故郷がイスラエルだと知っていた者もいれば(インドからの部族)、DNA鑑定によってユダヤ人だと判明した者もいて様々です(ミャンマーの部族)。真偽のほどはわかりませんが、彼らがイスラエルに入国しイスラエル国民になったことは事実です。こうして着実に主のご計画は進行していっているのです。