安息日と聖なる会合

レビ23:3「六日間は仕事をしてもよい。しかし七日目は全き休みの安息、聖なる会合の日である。あなたがたは、いっさいの仕事をしてはならない。この日はあなたがたがどこに住んでいても主の安息日である」
主が祭りをせよと言われたのは1月と7月です。1月には過ぎ越しの祭りと(5)種を入れないパンの祭りがあり(6)、7月にはラッパの祭り(24)、贖罪の日(27)、仮庵の祭り(34)があります。これらの祭りをするように告げる前に、もう一度7日目は聖なる日で安息日だと再確認されています。7日目の安息日をベースに1月と7月の祭りを必ず行われなければなりません。それはどこに住んでいても変わらない不変のルールです。そのため現代でもユダヤ人たちはこれらの祭りを行っています。ユダヤ暦は非常に変則で12か月すべてが30日です。そのため閏年(13か月の年)を19年に7回の頻度で入れるようになっています。現代では1月1日、すなわちニサンの月のはじめは4月ごろになっています。また、ペサハ (過ぎ越しの祭り)の2日目から7週の祭りが始まり、50日目に収穫祭(ペンテコステ)をします(民28:26)。この過ぎ越しにあわせてイエス様は十字架にかかり、ちょうど50日目のペンテコステの日に聖霊が下られました。旧約とイエス様の行動とはリンクしており、すべては天の父のご計画通りです。