調和させてくださった

1コリ12:24「かっこうの良い器官にはその必要がありません。しかし神は、劣ったところをことさらに尊んで、からだをこのように調和させてくださったのです」
「かっこうの良い」はギリシャ語で「euschemon(ユースケモン)」と言い、「優雅なかたち」という意味があります。英語では「presentable(NIV)」で、「人前に出せる」というような意味です。見た目で判断することは、間違った判断を誘発しかねません。それでも聖書に出てくるサラやバテシェバ、エステルなどの名だたる美女が歴史を作っているのも事実です。若くて美貌があることは良いかもしれませんが、聖書には「美しさはむなしい(箴31:30)」とあり、口語訳では「美しさははつかのまである」と訳されています。女性としてはいつまでも若いきれいな時代のまま生きたいと願うのでしょうが、どんなに美人でも「争い好きで、うるさい女といるよりは、荒野に住むほうがまだましだ(箴21:19)」と言われたら美 貌もかすれてしまうでしょう。同様にからだの器官もかっこうが良い悪いではなく、どういう働きかを知ることが大事です。目立つから大切にするのではなく、調和を考えてくださっている神の御心に従って、1つ1つの器官を大切に思うことです。