愛は決して絶えることがありません

1コリ13:8「愛は決して絶えることがありません。預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます」
愛こそあらゆるものの頂点に立つ概念あるいは神の教えだとパウロは語ります。ヨハネは「神は愛(1ヨハ4:8)」だと言っており、愛を持つことは神が内におられることを証しするものです。では、愛とは何なのでしょうか?パウロは他の宗教や教えに惑わされることのないように、愛を定義しています。「寛容」「親切」「人をねたまず」「自慢せず」「高慢になりません」(4)「礼儀に反せず」「自分の利益を求めず」「怒らず」「人の悪を思わず」(5)「不正を喜ばずに真理を喜び」(6)、すべてを「我慢し」「信じ」「期待し」「耐え忍びます」(7)…と14項目が挙げられています。このどれかが1つでもあれば愛なのでしょうか?おそらくパウロは14項目すべてを兼ね備えた状態をを指しているのだと思います。そして神本来の性質である愛は決して絶えることがない、とあります。「絶えることがない」のギリシャ語「pepto(ペプト)」は、「落ちる」とか「下がる」の意味があります。愛は決して地に落ちることはない…とも訳せ、それは「神のことばは永遠に立つ(イザ40:8)」に通じるものがあります。神の愛は永遠で、決して地に落ちることはありません。