ダビデの勝利

1サム17:40「自分の杖を手に取り、川から五つのなめらかな石を選んできて、それを羊飼いの使う袋、投石袋に入れ、石投げを手にして、あのペリシテ人に近づいた」
よろい、かぶとは役に立たないのでしょうか?ダビデは水辺からなめらかな石を5つ選んだとあります。水は聖霊、なめらかなはよく訓練された、5つは教会の働きを指します。5役者、つまり使徒預言者、伝道者、牧師、教師の5つの働きのことです(エペ4:11)。ゴリアテはもちろん、サタンの象徴です。ゴリアテは40日間陣に立ち、イスラエルを挑発しました(16)。40は試練の数字です。同じエペソには神の武具が書かれています。真理の帯、信仰の大盾、正義の胸当て、福音の備えの履き物、救いのかぶと、剣である神のみ言葉…これらのものです(エペ6:14-17)。神の武具を全部着けたとしても、訓練を受け、戦いに勝たなければ意味がありません。ダビデが選んだのはなめらかな石です。ゴツゴツした、荒削りの石では、うまく投げられません。いろいろな経験を通して、心に角がなく、なめらかになる必要があります。そうするなら、神は用いてくださるでしょう。たとえゴリアテが3メートルを超える巨人であっても、恐れてはいけません。