ポジティブな告白

マタ12:37「あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです」
ヤコブはことばの代わりに「舌」を強調して説明しています。「舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています(ヤコ3:8)」。またペテロも「いのちを愛し、幸いな日々を過ごしたいと思う者は舌を押えて悪を言わず、くちびるを閉ざして偽りを語らず(1ペテ3:10)」と言っています。舌すなわち言葉が、常に正しければ義と認められるでしょう。35節には「良いくら」と「悪いくら」のことが書かれています。心の中には肉の思いと聖霊の思いが混じっています。肉の思いが心に満ちるなら、口から出てくる言葉は、悪いものになっていしまいます。そして悪い言葉は罪に定められるのです。不平、不満を言うなら、心が満たされていないことがわかります。悪口、ののしる言葉は満たされない状態からさらに攻撃的になっています。誰をも罪に定めず、主の栄光をほめたたえる言葉を心がけて言うなら、罪から離れていくでしょう。「主は生きておられる」という信仰があるなら、すべてを期待し、肯定的な言葉が出てくるはずです。ポジティブに生きることは、信仰を表現する良い方法だと思います。