まねするな

マタ23:3「ですから、彼らがあなたがたに言うことはみな、行ない、守りなさい。けれども、彼らの行ないをまねてはいけません。彼らは言うことは言うが、実行しないからです」
パリサイ人が言うことには、長い間に律法の本質を失い、捻じ曲げられた変なものも多くありました。特に困ったのは、安息日に病気になったり、急に体が痛くなったりする緊急を要するときでした。イエス様は、いくら安息日でも自分の羊が穴に落ちたら助けるだろう(12:11)…と戒めています。パリサイ人も自分が安息日にお腹が痛くなったら、治してもらいたいと思うはずです。しかし、人には厳しく戒めても、自分には甘いものです。パリサイ人は、現代のクリスチャンのことを指すのではないでしょうか。口先だけなら、人はついてこないでしょう。すべての人を愛します…などと、出来もしないことを公言するよりは、まず人を裁くことを止めてみてはどうでしょうか?信仰の成長の度合いによって、主がやるべきことを備えてくださるはずです。聖書に書かれていることの1つでも行うことができれば、それは御言葉が地に蒔かれ実を結んだことになるのです。