先祖より悪い

エレ7:26「彼らはわたしに聞かず、耳を傾けず、うなじのこわい者となって、先祖たちよりも悪くなった」
信じるものの数は年々減っていくということでしょうか?どんなにリセットしても、人は悪に走り、神を裏切るようになるとしたらむなしいものです。確かにノアの箱舟の時代には、人の心には悪ばかり張り巡らすようになったとあります(創6:5)。それゆえ、主は一度地を滅ぼし新しくやり直すことを決めました。それは完全な購いが完成する前のことです。イエス様がこられ、十字架により人は罪を完全に購うことができるようになったのです。しかし人の歴史は繰り返し、エレミヤが語った「先祖たちよりも悪くなった」、言葉通りになりつつあります。終わりの時代に信仰が試されます。もし、試練に耐えられる人たちの数が、主が期待していた人の数よりも少なければ人類の歴史はそこで終わってしまいます。しかしイエス様は試練の日にちを、父なる神は少なくしてくださっていると言っています(マタ24:22)。クリスチャンはどうでしょう?先輩の築き上げてきた信仰を守ってきたでしょうか?「うなじのこわい」とは、首が硬くなり、周りを見渡すことが出来ない状態のことです。心がかたくなになり、相手を許さなかったするなら、先人が築いてきた信仰をつぶすことになり、先祖より悪いと言われてしまうのです。