安息日には

エレ17:22「また、安息日に荷物を家から出すな。何の仕事もするな。わたしがあなたがたの先祖に命じたとおりに安息日をきよく保て」
安息日に仕事を持ち込むなら、礼拝どころではありません。心ここにあらず、の状態になってしまうでしょう。「荷物」は仕事そのものの比喩です。「取引先に電話しなくちゃ…」「あの書類を整理しないと…」という思いが心を占めているなら、その人がどんなに日曜日を守って礼拝したとしても無駄です。主は心の中を見られるからです。たとえどんなトラブルがあったとしても、安息日にはすべての荷物を肩から降ろし、何も思い煩うことなく礼拝を捧げるべきです。主とつながっているなら、どんな試練や困難であっても、やがてそれらのことが益に変えられていきます(ロマ8:28)。すべては益…は、信仰者の最終的な悟りだと思います。主が立てておられる私たちへの計画は、決して災いをもたらすものではなく、将来と希望を与えるものです(29:11)。信じているなら、今握っている手を放し、肩に担いでいる荷物を降ろしましょう。礼拝に行くときには、あらゆるわずらいを捨て、心に不安が迷いがあっても振り返らず、ただ主のみに目を向け心から賛美を捧げることができれば、その人はいつまでも実を実らせることができます(8)。