放射能で水が汚染されても、「大丈夫、水を飲んでも死なない」というなら、その根拠が必要ですし、誰ひとり身体的に害が及んでいないことを証明しなければなりません。良い報告でも、悪い報告でも、民は知る必要があります。エレミヤは民の耳には痛い預言をしましたが、ハナヌヤはまるで正反対の預言をします(2-4)。エレミヤの言うとおりに、預言の成就を見るならハナヌヤも真の預言者だと認められるでしょう。そういう意味では、預言が成就するであろう2年間を待つこともできたはずです。裁きはそれからでも遅くありません。しかしハナヌヤは自分の預言からわずか2ヶ月で死にました(1節、17節)。終わりの時代には、耳の痛い預言がたくさん聖書に書かれています。クリスチャンには最後の試練が用意されています。もしその日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう(マタ24:22)…とイエス様が言われたほど厳しいものです。これから偽りの預言者が出てきます。彼らがどんなに楽観的なことを言っても、最後は聖書の言葉が真理として残ります。目を覚ましていましょう。