従わない人たち

エレ42:22「だから今、確かに知れ。あなたがたは、行って寄留したいと思っているその所で、剣とききんと疫病で死ぬことを」

バビロンの王を恐れるな(11)と主は言われました。エレミヤの預言を真摯に受け止め主に従う態度を取るなら、バビロンから守られ平和にいることが出来たかもしれません。しかしヨハナンはエジプトこそ追っ手から逃れ、平和に暮らすことができるるだと勝手に想像したのです。明らかにマイナスが目の前にあるのなら、それを避けたいと思うのが人の考えることです。しかし今回は主のはっきりした言葉があります。ユダの地に留まることです。人の思いと主の思いは違います。それゆえ、主は預言者をこの地に送り主の思いを人々に知らせたのです。もちろん偽預言者もいましたが、人は耳に痛い言葉こそ心に留めるべきだと思います。ヨハナンは従うことに失敗したゆえに、エルサレムには神殿を守る人がいなくなり、70年後の再建のときに大変な苦労をすることになるのです(エズラ記)。