分裂したとき

1王12:;32「そのうえ、ヤロブアムはユダでの祭りにならって、祭りの日を第八の月の十五日と定め、祭壇でいけにえをささげた。こうして彼は、ベテルで自分が造った子牛にいけにえをささげた。また、彼が任命した高き所の祭司たちをベテルに常住させた」
新改訳の下の注解では、仮庵の祭りの箇所が書かれています。仮庵の祭りは7月15日から始まり、7日間続く祭りです。ヤロブアムは勝手に日付を変え、祭司もレビ人からではなく一般人から任命しやりたい放題です(31)。エフライム人であるヤロブアムは、管理能力に優れており、ヨセフの家の管理を任されていました(11:28)。ソロモンの家来であったヤロブアムがなぜ主に選ばれたかは分かりませんが、預言者アヒヤが語ったとおりに10部族の長となり、イスラエル王国が分裂します(11:31)。ヤロブアムがイスラエルに反逆したのも、レハブアムが苦役を民に強いたのも、すべては主がそうしむけられたからです(15)。悪いことも良いことも、信じる者にとっては主の御手の中にあることを知るべきだと思います。