人には強いても

1王18:28「彼らはますます大きな声で呼ばわり、彼らのならわしに従って、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけた」
サタンは自らの手を汚して人を傷つけることはしません。彼らは耳元でささやくだけです。イエス様の時代にもゲラサの墓場で自らを傷つける、悪霊に取り付かれた男の話があります。「それで彼は、夜昼となく、墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた(マコ5:5)」…バアルに仕える者たちに似ています。人の命は神のよって造られ、寿命も主が定めています。ヨブ記には主がサタンにヨブの命に触れてはいけない、ということが書かれています(ヨブ2:6)。アハブ王は「彼にとっては、ネバテの子ヤロブアムの罪のうちを歩むことは軽いことであった(16:31)」と言われるほど、悪を行っていました。妻イゼベルは、バアルに仕える450名もの預言者を従え、人数にものを言わせて勝とうとします。結局、預言者を傷つける行為は強いていも、彼らの願いは聞き入れない、自分勝手なバアルはサタンの性質そのままの神だと言えます。