まことの主に仕える

2王18:34「ハマテやアルパデの神々は今、どこにいるのか。セファルワイムやヘナやイワの神々はどこにいるのか。彼らはサマリヤを私の手から救い出したか」
事実、アッシリアは北イスラエルを攻略し、捕囚を成功させています。しかし「これは、彼らが彼らの神、主の御声に聞き従わず、その契約を破り、主のしもべモーセが命じたすべてのことに聞き従わず、これを行なわなかったからである(12)」とあるように、主のご計画が成就したからです。神はどこにいるのか、と聞かれても捕囚後まもなく、主の礼拝の仕方さえ忘れるようなイスラエル人です(17:26)。彼らと近隣国のインチキ神を一緒にしないでもらいたいものです。セファルワイムの神はアデラメレクとアナメレクで、子どもを捧げるように要求しました。アブラハムはイサクを捧げることを躊躇せず、それゆえ信仰の祖とされたのです。ユダヤ人たちの多く、あるいはエドム人、モアブ人にいたるまで、アブラハムを自分の祖先として敬っていました。彼らの真似する部分は子どもを捧げる信仰の行為だけでした。それでも偶像を拝むのをやめないのは、自分の信仰を見せることができ、高ぶりを引き起こす神に仕えていたからです。試練は結構ですが、周りに自分の信仰を誇示するものなら、主の意思から離れてしまうのです。