からだを従わせる

1コリ9:27「私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです」
よく牧師、あるいは献身者になるには太っている人はふさわしくない、と言います。アメリカなどでは企業のトップ、政治家、大統領など重要なポストに付く人も太りすぎや、痩せすぎの人を警戒します。それは自制心のなさを表すからです。とんでもなく太っている医者に「ダイエットしなさい」と言われても、従う気にはなれないでしょう。自分の意思に関わらずやめられないものは、すべて偶像崇拝です。酒やタバコは有名ですが、食べることが制御できないのも心のどこかに穴が開いているからです。人はストレスによって体調を崩したり、病気になったりします。またストレスを解消するために、自分の心が制御できないほどに何かにのめり込んでいくのです。パウロが言うように、からだを打ちたたいてまで従わせるのは、心が誘惑に負けてしまわないためです。主といつも交わり心に平安があるなら、ストレスを溜め込むこともないでしょう。すべては信仰にかかっているのです。