箴言9章 聖なる方を知ることは

 

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箴9:10「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである」

箴言の中に「主を恐れることは知恵の初め(1:7)」と出てくるのはこれで2回目です。詩篇111篇の終わりにも同じことばがあります。詩篇111篇には読み手の名前が出ていませんが、ソロモンではないでしょうか。知恵のある者に何かを与えようとするなら、「彼はますます知恵を得よう(9)」とあり、それは主を恐れることだと書かれています。イエス様も悪魔の試みを受けるために、荒野で40日40夜断食したことが書かれています(マタ4:1ー2)。その後のサタンの試みはまさしく、「パン」についてのものでした(マタ4:2ー3)。イエス様は「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる(マタ4:4)」と、申命記8章に書かれていることばを引用し、サタンの誘惑を退けました(申8:3)。40日も断食した後なら、誰もが金銭を求め、パンを求めるはずです。サタンは「パンをあげるから、私を拝みなさい」とは言いませんでした。そこらに転がっている石に命じてパンになるようにして、それを食べなさい、と言ったのです(マタ4:2)。イエス様は満たされようと思うなら、思い通りになったはずです。しかし、それは知恵ではありませんでした。