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箴23:13｢子どもを懲らすことを差し控えてはならない。むちで打っても、彼は死ぬことはない｣
現在、子どもを叩くと｢虐待｣とみなされ、警察に逮捕される国もあります。子どもの人権に非常に敏感なのは、スウェーデン、ノルウェー、などの北欧の国とドイツなどです。ソロモンが箴言で言っているように｢子どもを懲らしめることを控えてはならない(箴23:13)｣は、大切な知恵だと思います。｢懲らしめる｣のヘブル語は｢musar｣で、｢導く｣とか｢正す｣という意味があります。「叱る｣と｢叩く｣とは同じものではありません。怒りに任せて子どもを叩くのは虐待になります。一方、叱るのは悪い行ないを改めるために、正しく導くためのものです。それが怒りと混同してしまうと、行きすぎた叱りになり、ときには叩いてしまうこともあるでしょう。しかし、ソロモンはしつけのない子どもは不幸になることを知っていました。
