箴言20章 愚か者はみな争いを引き起こす

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箴20:3「争いを避けることは人の誉れ、愚か者はみな争いを引き起こす」

2023年でも世界には戦争や紛争が絶えることはありません。アフガニスタンでは、ロシア(旧・ソ連)が1979年に侵攻し、以降10年に渡ってタリバンなどのアフガニスタン自衛軍と戦いました。ロシア撤退後、アメリカが2001年にアフガニスタンに入り、テロリストと思われるアルカイダと20年に渡って争いました。ソ連アフガニスタン侵攻は、経済的にも負担になり1989年のソ連解体の一因にもなっています。ほかにも近年で始まったのは、トルコ・クルド紛争(2016)、リビア内戦(2011)、イエメン内戦(2015)などがあります。これらは内戦や紛争でしたが、2022年のロシアのウクライナ侵攻は、本格的な戦争となり、長期化する可能性があります。ソロモンが箴言で述べた「愚か者はみな争いを引き起こす(箴言20:3)」を参考にするなら、これらの争いを引き起こすリーダーたちには、冷静さと判断力に欠如していると言わざるを得ません。聖書にあるように「愚か者」を、バカであるとか、のろまであるような意味で捉える必要はありません。とにかく戦争を起こす判断には、大きな責任と経済的な負担がかかります。しかし、アメリカなどでは、軍事産業が潤って、紛争を好んでいるように見えますが。