箴言15章 怒りをおそくする者は

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箴15:18「激しやすい者は争いを引き起こし、怒りをおそくする者はいさかいを静める」

日本は比較的怒りを抑える文化があるように思えます。声を荒げる人を見るなら、はしたないと考える傾向にあります。インドネシア、バリ島でもあまり怒りを表に出さない風習があります。国を支配されたときに、それは現われ、クルド人などは絶対に諦めない民族であり、現在でもトルコや近隣諸国といざこざを起こしています。アジアでは、韓国やフィリピンは比較的、植民地化されると文化に流される傾向にありますが、香港やベトナムでは異文化に抗って独自の文化を曲げない民族でもあります。香港などな長いイギリス支配にもかかわらず、英語は普及せずむしろ香港独自の広東語をしゃべるようになっていました。アフガニスタンでは、当時のソ連はあっという間に占領できると軍隊を送り込みましたが、イスラム教を受け入れないソ連とは徹底的に抵抗して、ソ連の大きな誤算となりました。地中海や南米では、感情の起伏が激しく、喜ぶときも怒るときも表現がわかりやすいです。しかし、ソロモンの箴言に書かれているのは、あくまで個人的なことなので、感情が豊かな国でも、ソロモンの知恵を持った賢い人は多くいると思います。